ホンダが目指すITSは、安全かつエコ社会に貢献しながらも、走りを楽しめる「JOY OF MOBILTY」の世界。会場には、その代表例として「ECO」「SAFETY」「FUN」3つのゾーンを設け、その主役となっていたのが、新調し今回お披露目となったドライビング・シミュレーターである。
ホンダが会場に展示したASV4実験車両は、大型スクーター『フォルツァ』と電動カート『モンパル』、それに会場の都合で模型での参加となった『オデッセイ』の2台+α。
東芝は、路側器用の映像取得技術を提案する。日本国内では、逆走検知システムなど一部が実用化されている。交通安全の確保に向け、自動車保有台数が伸びているアジア諸国において路側器用のカメラシステムに対する需要は拡大するとみている。
アイシン精機は、ドライバーの健康状態を読み取る運転座席を展示した。現在開発中で、あと1〜2年のうちに実用化できるという。
デンソーは釜山で開催されているITS世界会議で、スマートフォンと連携する次世代コックピットのコンセプトモデルを出展した。
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、自動車用乗員保護システムの性能を強化できる2つの新しいエクストリンシック・インテリジェント・センサ・ソリューション「MMA16xxW」、「MMA26xxW」を発表した。
第17回目のITS世界会議が韓国の釜山で開幕した。今回のテーマは「ユビキタス社会とITS」。世界各所から約80の国や地域が参加しており、開催規模が過去最大となる。
中国の吉利汽車(ジーリー)が製造した小型セダン『CK1 1.3』。南米の衝突テストで最低評価の「星ゼロ」となった動画がネット上で公開されている。
日産自動車とNEXCO西日本は、GPSを活用した高速道路の「逆走報知ナビゲーション」を開発した。
ボルボカーズを傘下に収め、一躍名を馳せた中国の吉利汽車(ジーリー)。その吉利の小型セダンが、南米の衝突テストに失格していたことが判明した。