アイシン精機は、車車間通信用アンテナの開発に着手している。2012年7月に、これまでアナログ放送に割り当てられていた700メガヘルツ帯の周波数がクルマ向けに割り当てられる。同社は車載用通信技術の根幹を担うアンテナ技術を磨き、新たな事業分野の構築につなげる。
トヨタ自動車が、今回のITS世界会議で目指したのは「将来のモビリティ社会」の提案と、その実現に向けた取り組みが日常の社会・生活でどのようにITSの技術として具体化されているかを紹介することだ。
今月21日にKDDI研究所が発表した、自動車用車載ディスプレイとスマートフォンを無線で連携させるシステム。その参考展示をJAPAN PAVILIONの一角に見つけた。
トヨタ自動車は自社ブース内において、2010年9月より青森県六カ所村でスタートさせた「スマートグリッド実証実験」についての展示を行った。
アイシン・エィ・ダブリュは来春、韓国ナビ市場に本格参入する。アウディの韓国向け車両にナビを供給することが決まっていることを明らかにした。
ホンダが目指すITSは、安全かつエコ社会に貢献しながらも、走りを楽しめる「JOY OF MOBILTY」の世界。会場には、その代表例として「ECO」「SAFETY」「FUN」3つのゾーンを設け、その主役となっていたのが、新調し今回お披露目となったドライビング・シミュレーターである。
ホンダが会場に展示したASV4実験車両は、大型スクーター『フォルツァ』と電動カート『モンパル』、それに会場の都合で模型での参加となった『オデッセイ』の2台+α。
ソウル市をはじめとして、韓国全土に利用可能店舗を展開している非接触電子マネーが『T-money』だ。T-moneyを運用しているコリア・スマートカード株式会社(KSCC)は、2003年10月にソウル市とエレクトロニクス企業のLGが共同出資して設立された。
住友電工は、交通情報収集システムを紹介した。日本の自動車メーカーやカーナビメーカーにOEM供給している同社の技術は、タイでも採用されており、さらなる海外展開を視野に入れている。
東芝は、路側器用の映像取得技術を提案する。日本国内では、逆走検知システムなど一部が実用化されている。交通安全の確保に向け、自動車保有台数が伸びているアジア諸国において路側器用のカメラシステムに対する需要は拡大するとみている。