ルマンは1時間半経過。セーフティカーで各車の距離が一気に縮まると、トップ2のポルシェ17号車/18号車をアウディ『R18 e-tronクワトロ』7号車を駆るアンドレ・ロッテラーが猛追。わずかなスキを突いて一気に2台を抜き去りトップに浮上した。
ルノーの高性能ブランド、アルピーヌは6月13日、フランスで開催中のルマン24時間耐久レースの会場において、コンセプトカーの『セレブレーション』を初公開した。
現地時間の13日15時にスタートした2015ルマン24時間耐久レースは、スタートから1時間が経過。早くもトップ争いはポルシェ勢とアウディ勢の激しい争いとなっている。
フロントエンジン前輪駆動という独自のマシン『NISSAN GT-R LM NISMO』でルマン24時間耐久レースへチャレンジする日産。開発は1年ほど前から始め、シェイクダウンは昨年11月。その後、アメリカでの3日間の公式テストを行った。
スタート以来大きなクラッシュやトラブルがなかった今年のルマンだが、1時間経過後GTクラスのポルシェ『911 RSR』92号車がオイル漏れでトラブル発生、オイルに乗ったLMP1のレベリオン・レーシングの13号車などを巻き込みクラッシュが発生した。
46分経過後、オルドネスが駆る日産の『GT-R LM NISMO』21号車がドアが開いてしまうトラブルが発生。23号車もクラッチトラブルのためピットスタートを余儀なくされるなど、序盤から苦戦が続いている。
今年で83回目を迎えたルマン24時間耐久レースの決勝が、ついにスタート。早くもポルシェ、アウディ、トヨタの3メーカーによる激しい上位争いが展開されている。
日本時間の13日22時、ルマン24時間レースがスタートを切った。オープニングラップのファーストコーナーは予選順位通りポルシェの18号車/17号車/19号車と続くが、アウディ8号車/7号車がポルシェ19号車を仕留め上位に浮上。
欧州の人気レースで、ゴール直前に首位を争う2台が、大クラッシュという劇的幕切れとなった。その映像が、ネット上で公開されている。
2015ルマン24時間レースの決勝に向け、サルト・サーキットでは最後のウォームアップ走行が9時00分(日本時間16時00分)から45分間にわたって行われ、F・アルブケルケ/M・ボナノミ/R・ラースト9号車アウディ『eトロン クワトロ』がトップタイムをした。