16日まで開催された東京オートサロン2011。イベント最終日のトヨタブースにはスペシャルゲストとして豊田章男社長が登場、トークショーやプレゼント会などに参加し、イベント終了までファンとの交流を図った。
東京オートサロン2011は16日の17:00をもって全日程が終了した。主催者からの正式発表はまだだが、2日目終了時点で13万人を越えており、例年来場者が10万人を越す最終日を加えれば総来場者数は23万人前後が見込まれる。
スバルといえばラリー車というイメージを持つ人は多いだろう。スバルは2011年のラリー活動について、PWRCで活躍していた新井敏弘選手をインターコンチネンタルラリー(IRC)のR4(キットカー)仕様の『インプレッサ』で走らせることを発表している。
トーヨータイヤはミニバン専用タイヤなどでも注目を集めているが、東京オートサロンではやはりD1に代表されるように、モータースポーツユーザーにアピールしたいというブース作りとなっている。
「クムホタイヤ」のブースでもっとも注目を浴びていたのは、その性能から巷の草レーサーたちの間で大きな話題を呼んでいる『ECSTa V700 V70A』だ。
人工心臓の開発や、意外なところではアポロ14号の月面探索車用ムーンタイヤなど、特殊ゴム製品の開発でも実績のあるグッドイヤー。その高い技術力を結集したラインナップを今年の東京オートサロンの会場では訴求した。
16日まで開催の東京オートサロン2011。11年度のスーパー耐久シリーズ「ST-Xクラス」にプライベート参戦するアウディ『R8』のレーシングマシンが展示された。
各ホールの奥にブースを構える自動車メーカーのブースでは、趣向を凝らしたイベントを実施しているが、特にTOYOTA/GAZOO Racingブースでは毎時間ごとにレーシングドライバーや開発責任者によるトークショーがおこなわれるといった力の入れようだ。
マレーシアのプロトンという車をご存じだろうか。かつては三菱ランサーのOEM生産車だった時期もあったが、現在では自社開発・生産が進み、マレーシア独自の自動車である。
2009年の東京モーターショーでは、EVやエコ一色でレーシングカーなどほとんどみかけなかったが、東京オートサロンではそんな心配はない。