JR北海道は7月12日、普通列車向けの新型気動車「H100形」の量産先行車を2018年2月に完成させると発表した。愛称は「DECMO(デクモ)」。走行試験を約1年間行い、量産化に向けた検証を行う。
事故・災害による鉄道路線の長期運休区間は、6月末時点で456.6kmだった。わたらせ渓谷線(群馬県)とJR飯山線(長野県)が運転を再開。運休距離は59.0km減少した。
日本信号は7月10日、タイ国鉄のバンコクレッドラインに導入される自動料金徴収システム(AFC)を、住友商事から受注したと発表した。
JR九州は7月11日、大雨の影響で一部区間の運転を見合わせている日田彦山線と久大本線の被害状況を発表した。久大本線の光岡~日田間(大分県日田市)で橋りょうが流失したほか、日田彦山線でも大きな被害が発生している。
JR九州は7月11日、久大本線の一部不通の影響で運休している特急『ゆふ』『ゆふいんの森』のうち、『ゆふいんの森』を迂回(うかい)ルートで7月15日から運行すると発表した。切符は7月13日から発売する。
一般社団法人・日本民営鉄道協会(民鉄協)は7月10日、箱根登山鉄道をテーマにした鉄道体験学習デジタル教材を、7月14日から同協会のウェブサイトで公開すると発表した。
JR東日本東京支社は7月10日、東北本線上野駅(東京都台東区)の公園口を移設すると発表した。
JR北海道は7月10日、函館本線札幌駅(札幌市中央区)で使用している地下水に、「テトラクロロエチレン」という成分が基準値を超過して検出されていたことを明らかにした。
養老鉄道と樽見鉄道の2社は7月10日、「養鉄樽鉄谷汲山ミニ周遊券」を7月22日から発売すると発表した。岐阜県内の観光地として知られる谷汲山華厳寺(揖斐川町)の観光客向けに発売するもので、2社の鉄道路線を利用できる。
国土交通省がまとめた7月10日12時時点の情報によると、6月30日からの大雨と台風3号の影響で運転を休止している鉄道路線は、黒部峡谷鉄道とJR九州の2社3線となった。