トヨタ自動車は、フラッグシップサルーンの『センチュリー』にクリーンでCO2排出量の少ないCNG(圧縮天然ガス)エンジンシステム搭載車を設定して、9日から発売した。
ホンダは、『ストリーム』L、iLに特別仕様車「スタイルA」、「スタイルN」、「スタイルS II」を設定して9日から発売した。装備を充実しながら価格アップを抑えた。
トヨタの張富士夫社長はショー会場のステージで「低燃費・低排ガスという従来のハイブリッド技術の長所に加え、我々は『パワー』を得た」と語り、続いてハイブリッド駆動SUVの『SU-HV』コンセプトカーを紹介した。トヨタはこのハイブリッド技術を「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」と呼ぶ。
トヨタ自動車は8日、『bBオープンデッキ』を3月末で生産終了することを明らかにした。また、最終生産に向けた特別仕様車「オーシャンズ・バージョン」を設定し、同日から発売を開始している。価格は据え置きで、169万円。
ホンダのカー用品、アクセサリーなどを開発、販売するホンダアクセスは、10日から千葉県・幕張メッセで開催される東京オートサロンの「ホンダ・カスタマイズ・ワールド」に車両を出展すると発表した。
日野自動車は、路線バスの『レインボーノンステップバス』シリーズに低公害ディーゼルエンジンを搭載した指定低公害制度適合車(タイプLE)を設定、8日から発売した。
マツダはデトロイトショーに『RX-8』の量産型を展示、同時に7日より日本国内での本格的な予約受注を開始した。予約受け付けは、全国のマツダ系およびマツダアンフィニ系販売店で行う。発売は4月を予定。
ダイムラークライスラー日本は、クライスラー『ボイジャー』の2003年モデルを1月11日から発売すると発表した。
プジョー・ジャポンは、コンパクトモデルのプジョー『206』シリーズに1.4リットルエンジンを搭載した5ドアハッチバックの「スタイル」を追加、10日から発売すると発表した。
2003年にはスーパーカーが続々と登場する。ブガッティ『EB16.4ベイロン』、メルセデスベンツ『SLR』、ポルシェ『カレラGT』など……。しかしフェイスリフトされるポルシェ『911 GT3』に匹敵するドライビング・センセーションを備えるものはない。