トヨタ自動車は、フラッグシップサルーンの『センチュリー』にクリーンでCO2排出量の少ないCNG(圧縮天然ガス)エンジンシステム搭載車を設定して、9日から発売した。
今回、新設定のCNGシステムは、滑らで静粛性の高い低中速トルクを特長とするV型12気筒5リッターガソリンエンジンをベースに、シリンダーヘッドなど、主要部品、燃料タンクやインジェクターなどの燃料系をCNG用に変更するとともに、CNG専用の高性能触媒の採用とエンジン制御の最適化によって、排ガス中に含まれるHCとNOxを低減、超−低排出ガス車(★★★)レベルを達成した。
さらに、ベースエンジンと同様に、左右6気筒ごとの独立制御で、万が一電子制御部品などが故障しても片側6気筒での運転を可能にしたフェイルセーフを導入した。
価格は1350万円(東京)。
●●●ガソリンに払い過ぎかも! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、ガソリン給油価格を発表。実際に購入した価格の平均値です。---