トヨタ自動車は12日発表した『ラウム』に関する同社独自のユニバーサルデザインの指標を、報道関係者向けの広報資料に掲載した。「乗降性」や「メーター類視認性」など7項目について、ユニバーサルデザインの観点から点数化した結果を、マークの数(1−4)で表示している。
ボルボ・カーズ・ジャパン・マーケット企画部の桜庭徹部長によると、『XC90』で想定している主要購買層は「比較的富裕な40歳代以上の女性」だという。日本でのSUV事情を考えると男性ユーザーの方が圧倒的に多い気もするのだが。狙いどおりにアクティブな女性が買ってくれたなら、日本でのボルボ車に対するイメージも変わっていくだろう。
今回発表された『XC90』はボルボ初の本格的SUVとなる。日本に導入するタイプは全車が7人乗りとなっており、サードシートは身長160cm程度の人(子供や小柄な女性)であれば快適に過ごせる居住性を確保しているという。
もっとも今回は、ただのスライドドアではない。ぱっと見では分からないが、ドアを開けてみて驚いた。助手席側のBピラーがないのだ。トヨタが「パノラマオープンドア」とよぶこの構造によって、1.5メートルもの間口が出現する。
トヨタ自動車は、コンパクトハッチバックの『ラウム』をフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。新型車は、「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追究」を開発テーマに掲げ、新たに策定したユニバーサルデザイン評価指標を用いた開発手法によりそれを具現化した。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Gクラス』のハイパフォーマンスモデルの「G55L AMG」を一部改良、12日から発売開始した。
ホンダは、6月に発売予定の新型『インスパイア』に可変気筒方式によるV型6気筒3.0リットルエンジンを搭載する。高速走行時などトルク負荷が小さい時にコンピューター制御で3気筒を休止させる。10・15モード燃費は、11Km/リットル台の後半になる模様で、ガソリン車ではクラス最高の燃費性能となる。
富士重工業は9日、新型スバル『レガシィ』の事前告知活動を展開すると発表した。TVコマーシャル、インターネット、新聞広告といった各媒体を通じ、消費者の購買意欲を盛り上げる。新型レガシィは、今月23日に発表される予定。
ボルボ『XC90』シリーズは、2002年1月のデトロイトモーターショーでワールドデビューしたボルボの最新モデル。ボルボはXC90を「Next Generation SUV=次世代SUV」と位置づけ、ボルボ50年に及ぶエステート造りのノウハウに加え、最新の安全・環境性能をすべて集結して造られた。あらゆる路面状況と走行状態において高級サルーンと同様の高い操縦性を実現したという。
ボルボ『XC90』は、その特徴的なヘッドライト形状により、今までにない新しい「顔」を持っている。これについてボルボ・カーズジャパン商品企画の桜庭部長は「ボディサイドから続く流れるようなフロントデザインを実現しました」と答える。