世界最大級の自動車の展示会、上海モーターショーが中国・上海市で開幕した。20カ国・地域から1000社を超える自動車関連の企業などが参加。きょうの各紙も今回のショーの見どころなどを現地レポートしている。
三菱自動車は4月16日に開幕した上海モーターショー2019で、3列シートPHEVのコンセプト『MITSUBISHI e-Yi CONCEPT(イーイーコンセプト)』を発表した。3月のジュネーブモーターショーで初公開となった『エンゲルベルクツアラー』の進化版としての位置付けだ。
ホンダは、中国で4月16日から25日まで開催されている上海モーターショー2019において、中国専用電気自動車(EV)のコンセプトカー『X-NVコンセプト』を世界初公開した。
ZFは4月15日、中国で4月16日に開幕する上海モーターショー2019において、商用車向けの電動パワートレインを初公開すると発表した。
トヨタ自動車は、4月16日に開幕した上海モーターショー2019で、新型電気自動車(EV)『C-HR EV』と『イゾアEV』を世界初公開。電動化とトヨタの新プラットフォーム「TNGA」を軸として、「中国の多様なニーズに対応していく」(吉田守孝副社長)とアピールした。
ロータスカーズは4月16日、中国で開幕した上海モーターショー2019において、初のEVハイパーカー、『タイプ130』(Lotus Type 130)の開発計画を発表した。
◆モーターは最大出力612ps、最大トルク96.8kgm。0~100km/h加速4.2秒、最高速250km/h
◆専用の外装デザイン。エアロダイナミクス性能はエンジン車よりも8%向上
◆デジタルコクピット採用。専用のアプリでバッテリーの充電状態などが確認できる
◆オフロード性能を追求したデザイン。GLAよりも約400mm背が高い。
◆3列シートを装備し最大7名が乗車可能。3列シートは床下に格納できる
◆2.0リットルターボに4MATICの組み合わせ。ダイナミックセレクトで前後の駆動力配分が変わる
ホンダの中国部門は4月16日、中国で開幕した上海モーターショー2019において、EVコンセプトカーの『X-NV コンセプト』(Honda X-NV CONCEPT)を初公開した。
◆4ドアセダンでありながらCd値はGT-Rと同等の0.26を実現
◆最新の車載コネクティビティと先進運転支援システムを採用
◆新開発の1.6リットルガソリンエンジンを搭載。燃費は6%以上向上