日産『セレニティ』は次世代のマルチパーパスサルーンだ。セダンのスポーツラグジュアリー性とミニバンの居住性能を兼ね備えたクルマで、ストレスフリーシートを備えた豪華な内装が最大の特長となる。
左右のガラスルーフが電動でスライドし、気軽にオープンエアが楽しめるセンタースロットイン・ルーフを備えたクルマが『レディゴ』だ。ホディの四隅が丸く、まるでゴムボートが宙に浮いたかのようなスタイリングも面白い。
燃料電池スタックに新開発の「スーパーモーター」、コンパクトリチウムイオン電池を組み合わせた『EFFIS』(エフィス)は未来のシテイコミューター。限られた全長に3名+アルファ1名が快適に乗車できる空間を作り出している。
5ナンバーサイズのコンパクトなボディだが、全高を高くしてゆとりある室内空間を実現したのが『C-NOTE』(シーノート)だ。上質なインテリア、取り回しや乗降性の良さなど、様々なコンフォートを凝縮したクルマに仕上がっている。
最先端のデザインで独自の世界観を表現するイギリスのConran(コンラン)グループがデザインを担当しているのが『Cube3+Conran & Partners』(キューブ・キュービック コンラン&パートナーズ)だ。
次期『NSX』のスタディと言われるホンダのコンセプトモデル『HSC』=ハイスピード・コンセプト。マシンを自在に操る感動とスポーツカーの楽しさをあらゆる人に届ける、というのが根本思想だという。
全幅1820mmの車幅に対して全高わずか1250mm。異形の4ドアセダン『KIWAMI』(キワミ、極)はホンダが提案する新時代のプレステージサルーンだ。一般的なLクラスのサルーンに比べて全高を約20cmも低められたのは、ホンダが研究中の新型燃料電池(FC)システムの採用によるところが大きい。
ホンダのハイブリッドシステム「IMA」をさらに改良し、2by2パッケージの軽量エアロダイナミクスボディに搭載したコンセプトモデル『IMAS』が目指すのは“自転車感覚”。
トヨタ『アルファード』、日産『エルグランド』の両Lクラスミニバンに対抗すべく、ホンダが鋭意開発してきた新型ミニバンが、プロトタイプ『ASM』として東京モーターショーにお目見えする。クルーザーのような、外界と隔絶された別世界的居住感を目指しただけに、静粛性や乗り心地の良さ、上質感では絶対の自信を持っているという。
マツダ『息吹』のキーテクノロジーは“スーパーフロントミッドシップレイアウト”。現在の『ロードスター』に比べ、エンジンは400mm後方へ移動、すべての主要部品をホイールベース内に配置した。