国内4輪車販売で快走を続けるホンダだが2002年後半からブレーキがかかりそうな雲行きになっている。『フィット』、『モビリオ』、『ザッツ』の新型スモールカーの相次ぐ投入で好調な販売を続けているわけだが、今後の新商品展開は期待薄のモデルばかりなのだ。
日産はインフィニティ『G35スポーツクーペ』をニューヨークショーで発表した。先に発表されている4ドアセダンと対になる2ドア2+2シーターである。G35は日本市場の日産『スカイライン』の北米仕様。
とんでもないクルマがデビューした。フォード社のリンカーン・ブランド高級FRセダン『LS』を、あのマクラーレンがチューンしてしまったのだ。最高出力350psの3.9リットルV8エンジンを搭載し、0-100km/h加速6.2秒という俊足を誇るスーパースポーツセダンだ。
ついにベールを抜いたサターンの新型クーペ、『アイオン』。エントリーモデルながらGMの最新式エコテック直4を搭載、「コンティニュアスリー・バリアブル・トランスミッション」=CVT搭載モデルの投入も予定されている。
三菱自動車工業の米国販売会社ミツビシ・モーター・セールス・オブ・アメリカは、新型クロスオーバー『アウトランダー』を世界で初めて披露した。アウトランダーは、昨年6月に日本で発売した『エアトレック』をベースにした北米版姉妹車。
リンカーンが投入した2台のSUV、『ナビゲーター』と『アビエーター』は名前だけではなくスタイリングにも共通点があるが、新型ナビゲーターの方がサイズが大きく、3列シートを装備する。
長らく噂されてきた“PTターボ”がついに登場する。hpが150から215に大幅アップし、スタイリッシュで本物の「ストリートロッド」が誕生することになる。
ベネチアン・グラスと並び称され、イタリアを代表する工芸品、ムラーノ・グラス。その名前をもらったSUV『ムラーノ』がデビューした。セダンとSUVを融合させたクロスオーバーモデルだ。『アルティマ』ベースのV6エンジン横置きモデルで、市販バージョンにはFFと4WDとが用意される。
2003年6月、トヨタはカリフォルニア州で「サイオン」ブランド車の販売を開始する。サイオンは、「トヨタ」「レクサス」につづく第3のブランド。ターゲットはズバリ、若者だ。専門ディーラーは持たず、トヨタ系から販売する。