琴平バスは、関西発・琴平直行バスに新サービス「KOTOLINK biz(コトリンクビズ)」を導入し、6月1日から運行を開始する。
コトリンクビズは、大阪~琴平間を結ぶ直行バスを対象に、車内での電話やウェブ会議、PC作業を可能とするもの。従来の公共交通機関で一般的だった「車内での通話は控える」という慣習を見直し、移動時間を仕事に活用できる環境を提供する。
近年はリモートワークやデジタルノマドの増加により、移動中の時間活用へのニーズが高まっている。琴平バスは、大阪から琴平まで約4時間の移動時間を「使える時間」に変える。
対象路線は、大阪梅田、大阪難波、神戸三宮から淡路島を経由して香川県琴平町へ向かう関西発・琴平直行バス。車内ではWi-Fiを完備するほか、膝上テーブル15台、PC用モバイルバッテリー15個を貸与する。
電話やウェブ会議の利用は公式に認めるが、イヤホンやマイクの使用を推奨するなど、周囲への配慮を前提とした運用とする。また、静かに過ごしたい利用者向けに、希望者へ耳栓やアイマスクを配布する。
琴平バス料金は大阪・神戸発が片道4500円、淡路発が同4000円。運行ダイヤは、大阪方面からの便が大阪梅田を8時30分に出発し、琴平町営西駐車場に12時45分に到着する。
琴平到着後には、琴平バスが運営する「Kotori Coworking & Hostel(コトリ コワーキング&ホステル)」のコワーキングスペースを1時間無料で利用できる特典も用意する。
琴平バスは今後、利用者アンケートや滞在動向の分析を通じて、移動中に働けるバスへのニーズや地域滞在への効果を検証する。海外デジタルノマド向けの情報発信や滞在プログラムの展開なども進め、琴平を「働きながら滞在できる地域」として国内外へ発信していく考えだ。
琴平バスの楠木泰二朗代表取締役は、「交通・滞在・地域体験をつなぐことで、琴平をデジタルノマドやワーケーション利用者にとって何度も戻ってきたくなる滞在拠点にしていきたい」としている。








