『ロードスター』をベースとし、マツダスピードの技術でチューニングしたコンセプカー、『ロードスターMPS』。エンジンはロードスターの「BP」エンジンをボアアップ、2リットルとされた。そのほか、4連スロットルやハイカムなど、メカチューンを中心に手を入れられたエンジンは、最高出力200ps/7000rpm、最大トルク20kg/6000rpmを絞り出す。
『アテンザ』は、『カペラ』に代わってマツダの2リットルクラスを担うことになるセダン。ニューモデル発表を1年休んだだけあって、シャシーからエンジンまですべて一新され、充分熟成されて登場する。
各社からハイブリッドシステムが提案されるなか、マツダのハイブリッドは『MXスポーツツアラー』に搭載された。こちらはハイブリッド4WDシステムだ。
『RX-Evolve』として期待を集めたロータリーセダンが、いよいよ市販バージョンそのままの形で登場することになった。エンジンは2ローターNA「RENESIS」を搭載する。ノンターボながら250ps/8500rpmを発生する。これは、3系統のインダクションシステムや、サイド吸気・サイド排気により実現した。
KINO』は『リバティ』と『セレナ』の中間くらいに位置するコンパクトミニバンのコンセプトカー。デザインはミュンヘンにあるNDE(日産デザインヨーロッパ)、モデル製作はイタリアのカロッツェリア、ストーラが担当した。
デトロイトショーで発表された『コンセプトZ』を量産に向けて進化させたモデルである。『スカイライン』で採用された「FMパッケージ」を取り入れ、全体のフォルムよりもディテールに「Zらしさ」を感じさせるデザインになっている。