日本にもベルトーネやピニンファリーナのように、量産メーカーの製品開発に協力しているエンジニアリング企業はいくつかある。そのような企業のひとつ、シバックスがパリサロンに展示したコンセプトカーが『キラ』だ。パリサロンは26日のプレスデイからスタートした。
普段の開発ではメーカーの影で黒子に徹しているため、モーターショーでこういった自主製作のコンセプトカーを展示して、存在と技術力をアピールするのだ。シバックスは神奈川県横浜市に本社を、国内数カ所およびパリにR&Dセンターを置き、量産車のデザイン開発、技術設計、モデルやプロトタイプの製作、金型はじめ製作機器の開発で大手メーカーに協力している。
シバックスによれば、多用な価値観への対応が求められる自動車デザインは、生活文化の新たな表現方法を模索し始めたという。そこでシバックスはキラにおいて、ファッションとしての自動車デザインを提案したという。
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