パリサロンでアルファロメオ・スタンドのメインステージには「GTA」シリーズが飾られる。主役は新人の『147GTA』だ。クラス最強の3.2リットルV6・24バルブエンジンを搭載、サスペンションのジオメトリーとセッティングは標準型とは完全に異なる。
GTAはアルファロメオのブランドバリューを昇華したものだ。レーシングカーのような、正統なドライビングの満足感を日常にもたらすというもの。147GTAもその例にもれず、走る、曲がる、止まるの性能を強化、サーキットの刺激を日常ユースに持ち込むという。
「あなたが仕事に乗って行くクルマはチャンピオン」というのはかつて『ジュリア・スプリントGTA』のうたい文句だったが、147GTAもレースに出るのだろうか。動力性能はじめ詳細なスペックはまだ発表されていない。