マツダの3台のショーカーのうち2台は量産前提、そしてこの『シークレット・ハイドアウト』がコンセプト研究&提案だ。開発本部長のフィル・マーテンスが「マツダDNAのバリエーション」と呼ぶコンパクトカーである。
トヨタがリリースするWiLLブランドの第3弾モデル、『VC』が東京モーターショーで初披露される。コンセプトは「遊び心と本物感」という漠然としたものだが、その中身をみると、バリバリのIT対応モデルであることがわかる。
『w・i・c』は「What is a car?」の頭文字をとった、20代の男性をターゲットとした軽自動車。「クルマ先行層」ではなく、「生活先行層」と呼ばれる、クルマ好きというわけではない一般のユーザーが、おしゃれなモノを選ぶように選べるクルマを目指している。
SUPに搭載されるハイブリッドシステムは、自動車電装の次世代標準とも言われる42V電装を採用し、フロント:GDIエンジン+スターターオルタネーター、リア:モータージェネレーターという構成。
『アテンザ』はミディアムクラスに導入されるが、開発本部長のフィル・マーテンスは『カペラ』後継ではないという。これはたんなるイメージ一新だけではない。バブル期のモデルチェンジでカペラの車名は発展的解消を試みたが、結局復活したいきさつがある。
1年以上の沈黙を破り、マツダが投入する5人乗りミッドサイズカーが『アテンザ』だ。東京ショーでは参考出品だが02年の市販化を予定、欧州名はマツダ『6』になる。エンジンは新開発2.3リットル直4、トランスミッションは4AT。