日産直営ショールームの日産ギャラリーにおいて、先月30日に発表された新型『フェアレディZ』の展示がPart1とPart2に分けて行われる。Part1では新型Zを、Part2では歴代車も加えてフェアレディZの歴史を実感できる展示になっている。
2001年東京モーターショーに出品された『フェアレディZ』はメッキ風の塗装を施されていた。7月30日の報道発表会において、その市販予定を日産の上級幹部に尋ねたところ、「発売したい」との答え。
デザインが特徴的な新型『フェアレディZ』。日産自動車デザイン本部の青木護プロダクトチーフデザイナーは「仏像や日本の工業製品に見られる繊細なつくりに仕上げた」と語る。
新型『フェアレディZ』に関しては1999年ロサンゼルス・オートショー、2001年デトロイト・オートショー、2001年東京モーターショーと、3台のコンセプトカーが出されている。それらを順に追いながらZのデザイン開発の様子をさぐる。
トヨタ自動車は、2シーターオープンスポーツカー『MR-S』をマイナーチェンジして2日発売した。
トヨタ自動車のカスタマイズ子会社、トヨタモデリスタインターナショナルは『ノア』用に4タイプのカスタマイズパーツ群を設定し9月上旬に発売すると発表した。全国のトヨタカローラ店、トヨタモデリスタ店で販売する。
日産自動車デザイン本部の青木護プロダクトチーフデザイナーは、新型『フェアレディZ』のキーワードのひとつである“High Quality”(高品質)について、「それは価格以上のものを得られること」だと語る。
日産復活のシンボルとして自身も復活した『フェアレディZ』。Zの復活といえば99年に北米日産が独断専行的に開発・発表した『Zコンセプト』を思い浮かべる人もいるだろう。だが湯川伸次郎チーフ・プロダクト・スペシャリストは、以前から研究は継続されていたという。