ヤマハ発動機の合弁会社のヤマハモーター台湾は2日、日本向けスクーター『ジョグ』のラインオフを行い、量産を開始したと発表した。価格は14万円で、ホンダの中国製スクーター(9万4800円)には価格面で一歩及ばなかった。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Aクラス』の特別仕様車、『A160アバンギャルド・リミテッド』を2日から発売した。『A160エレガンス』をベースにアバンギャルド仕様を施しつつ、5万円アップに抑えたお買い得モデル。
『フィット・アリア』のコンセプトは先進スモールセダン。スモールでありながら広いユーティリティが特徴になっている。そしてエクステリアカラーのコンセプトは先進・爽快・ラインナップ。ベージュのインテリアにマッチする5色が設定されている。
『フィット・アリア』は“Made by Global Honda”によって、タイのアユタヤ工場で生産される輸入車。エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の吉川史朗研究員によると、日本以外で生産されることによるデザイン上の制約等はなかったようだ。
今回発表された『フィット・アリア』は『フィット』からの派生車種。兄貴分フィットの開発当初から、セダンバージョンが想定されていたわけではなかったようだ。
正直な話、実車を見るまでは「どれほどの品質なのか」と疑問だらけだった『フィット・アリア』だが、その品質の良さには驚いた。車体各部の組み付けも良いし、いわゆる“チリ”もきっちりと揃っている。
ホンダ『フィット・アリア』の内装は、スモールカーとは思えない上品な色合いのブラウンを基調としている。基本的な意匠はほぼ同一だが、『フィット』がカジュアル志向なら、アリアはフォーマル志向といった感じだ。
11月29日から12月8日まで開催されているエッセン・モーターショーで、オペルは『コルサOPC』コンセプトを出品した。オペルのモータースポーツ/チューニング部門のOPCが開発したもので、量産化、コルサ(日本名『ヴィータ』)レインジへの追加が期待される。
ホンダの吉野浩行社長はスピーチの際、「逆輸入車ではなく、輸入車だ」と『フィット・アリア』を紹介したが、タイを含むアジア圏では『シティ』の名で販売される。主要販売地域はアジアであり、日本はそのひとつに過ぎない…という理由もある。