フォードではシボレーが打ち出した新型の『コロラド』コンパクトトラックに対抗するため、2004年モデルから『レンジャー』ピックアップのデザインを一新させる。
トヨタ自動車は17日、新ハイブリッドシステム「THS II」を発表、それを搭載する新型『プリウス』を披露した。展示された車両は左ハンドル。日本発表と同時にニューヨーク・オートショーでも2004年型として発表されている。発売はいずれも夏−秋以降。
自由かつ大胆な発想をカタチにするホンダの高い技術により、かつてない開放感をもたらすセンターピラーレスボディを実現。時間やフィールドを超えて、好きなこと、やりたいことを求め続け、自由に人生を楽しむ人たちの大切な「要素」となる「NEW ELEMENT」を創造しました。…『エレメント』発表にあたってホンダのメッセージ。
かつてない開放感を生むサイドアクセスドア、機能を徹底したインテリア、目的地を選ばないパフォーマンス、そして安定性。仲間と集うことも、気軽に、楽しく。アメリカの自由な発想とホンダの先進技術が、人の気持ちまでオープンにする大胆なクルマ、『エレメント』を作った。
三菱自動車は、16日のプレスデイから始まったニューヨーク・オートショーで米国生産の新型『ギャラン』などを披露し、同社の北米ラインナップを大幅に強化することを発表した。
オートバックス・セブンの住野公一CEOはスズキのクルマに限らず、他メーカーのクルマを扱う可能性も匂わせた。具体的な話は何も出てこなかったが、ここで「大胆な予想」をしてみた。諸条件を考えると、スバル1社しか残らない。
『RX-8』のデザイン開発をまとめた前田育男チーフデザイナーは、「マツダにしかできないデザイン、スポーツカーの新しい姿」を追求したと言う。ここでもコンパクトなエンジンが出発点で、とくにフロントエンドのデザイン自由度は大きかったそうだ。
「北米市場に住む若者をメインターゲットにしたクルマを作る」というプロジェクトが動き出したのは1999年末。そしてほぼ1年後の2001年1月、デトロイトモーターショーで『エレメント』の先行モデルである『Model X』コンセプトが公開される。
ホンダ『エレメント』は「北米に住む20〜30歳代のアクティブな世代」をメインターゲットに開発が行われてきたクルマだ。開発スタッフも若いアメリカ人が中心。マーケットリサーチも北米で行われている。
ニューヨークオートショーがいよいよ開幕だが、そのオープニングの目玉となったのがキャデラックの『CTS-V』。シボレー『コルベット』から移植した400HPの「LS6」エンジン搭載のスーパーキャディだ。これはキャデラックがかねてから発表していたハイパフォーマンスライン、「Vシリーズ」の第一弾となる。