日本では月に1000台くらいしか売れないが、米国では年間40万台も売れるのが、この『カムリ』だ。だからすべてが米国人好みになっているようで、ボクの感覚とは合わない。
新しいクルマなのに運転するととても古いクルマに乗っている感じがする。このハンドリングは30年前のレベルである。
リヤエンジン、リヤドライブの感触はなかなかよい。アクセルペダルをグイーンと踏み込んだときに、FFだったらホイールスピンするようなときでも、何ともなく加速していく。
客観的に見て、メルセデスベンツ『Sクラス』、BMW『7シリーズ』、アウディ『A8』などと肩を並べることのできる高級セダン。静粛性は一番だろう。
これまでの一般的な常識からすれば信じられないほど静かで滑らかな新世代ディーゼルエンジン搭載の、メルセデス・セダン。そのうえ驚くべき高性能でもある。
お洒落で気さく、ちょっと高級なスニーカーって感じの万能車。ドイツ製というと、機能と品質は最高だが、なんとなくエラそうで息苦しいこともある。そこをスパ〜ンと取っ払ってくれたのが『クロスポロ』。
羨ましいライフスタイルのためのアクセサリー。こんなに高級なワゴンに、やたら荷物なんか詰め込めるはずがない。
オンオフ問わず、万能SUVの理想的なスタイルを求めたのが『アウトランダー』だ。それゆえ走りの性能は高く、道なき道からアーバンロードまで、オールマイティにこなすのが特徴だ。
最近の日産車には共通した走り味がある。そう、どのクルマにも共通して、元気なフットワークが備わっているのだ。穏やかキャラの『ブルーバードシルフィ』も例外ではなく、走りはじつに活発なのだ。
スペースユーティリティが問われる軽カーセダンのジャンルに、三菱はミッドシップという概念を持ち込んだ。