蚊取り線香の煙の匂いにホッとするように、試乗枠2枠目にして、自分のクルマように馴染んでいる自分が、つくづく「日本人だなあ」と思えた。
「用途、走りを重視して1.8&1.5リッターの2つのエンジン設定とした」という『カローラ・フィールダー』。
不思議なことに『レガシィアウトバック』には水平&直線基調の新しいフロントマスクは違和感がない。
“SPORT”のサブネームがつくものの、スバル『インプレッサ』の5ドアボディは、気兼ねなく日常の中で乗れる実用車、である。
初代『ミラージュ』(1978年)は、当時の日本車としてはスタイルもメカも画期的で垢抜けたコンパクトカーだった。転じてこの夏に復活する新しいミラージュは、極めて今どきのコンパクトカーだ。
意外なことに、VW『パサート』でこうした“万能型ワゴン”が設定されるのは初。けれど決して肩のチカラが入った感じはなく、ベース車(現行B7型『パサート・ヴァリアント』)に対しネガがない点も感心させられた。
“ジキル博士とハイド氏”という物語がある。その内容から二重人格を表すフレーズとしても使われているが、まさに、ベントレー『コンチネンタルGTC』はジキル博士とハイド氏の言葉通り大きく乖離した2つの性格を持ち合わせていた。
レクサス『GS』はガソリン車の発売から2か月半ほど遅れてハイブリッド車の『GS450h』が追加発売された。GSの環境性能を一身に引き受けるのが450hだ。
ジャガー『XFR』に2週間ほどにわたりじっくりと試乗した。『XF』は今ではジャガーのエントリーモデルだが、XFRはそのパフォーマンスモデルとしてV型8気筒5.0リッターのスーパーチャージャー仕様エンジンを搭載する。
スバル『レガシィ』がマイナーチェンジを受け、新しいエンジンが搭載された。2.5GTに搭載される2.5リットルのターボユニットに加えて、新たに設定された2.0GT DITには直噴化された2リットルの新開発エンジンが組み合わされ、最高出力は2.5GTを凌ぐ300馬力を発揮する。