5代目にあたる『レジェンド』は、3.5リットルのV6エンジンを搭載。モノグレード展開で登場した。
マツダのコンパクトクロスオーバー『CX-3』、その最も明確なチャームポイントはスタイリングだろう。そう、見るからにスタイリッシュ、もっとシンプルにいえばカッコいい。
『アルト』のスポーツモデルである「ターボRS」グレードの試乗を箱根のワインディングロードで行った。マニュアルミッション車は存在せず、ロボATのAGSのみの設定となっている。
ホンダは、4月上旬発売予定の軽ミッドシップスポーツ『S660』のプロトタイプ試乗会を実施。6MTとパドルシフト付きCVTの“走り”を体感すべく、袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)を3~4周走行。「走る、曲がる、止まる」の一瞬一瞬すべてが「楽しい!」と感じた。
まず好感を抱いたのはモダンなフォルム。2011年の東京モーターショーに展示されたコンセプトカー『EVスター』ほぼそのままだ。
『S660』は実質的には『ビート』の後継車と言われているが、私の目には開発者自らが乗って楽しいクルマを軽自動車規格に合わせて作り込んだスーパーカーに映る。
袖ヶ浦フォレスト・レースウェイのピットロードを軽く加速し、1コーナーでステアリングを切ると、『S660』のノーズはスッとインを刺した。
本当に敵はいないのか? 1月26日にフルモデルチェンジを行なったトヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』。今回でアルファードは3代目、ヴェルファイアは2代目となるが、日本のLLクラスミニバン市場を牽引し発展させてきたクルマであることは誰もが認めるところだろう。
ホンダ『S660』は『S2000』以来実に久しぶりにホンダが世に送り出したスポーツカーであり、いうまでもなく軽規格のスポーツカーでもある。で、結論からいうと、それは僕の想像していた以上に魅力的なクルマだった。
センセーションを巻き起こした『ビート』の再来と言えるミッドシップのオープンスポーツがホンダ『S660』だ。発売を前に、その最終プロトタイプに乗る機会を得た。