開発者の顔が見える日本車と久しぶりに出会った。『S660』の開発メンバーはひとりひとりの個性的な風貌もさることながら、とにかくメンバー同士の仲がいいことに驚かされる。いや、仲がいいというだけでなく、お互いが深く結び付き、信頼し合っている。
何とも爽やかな専用ボディ色に気持ちが軽くなった。特別仕様車として設定された「POP STAR」は、いかにも『XV』らしい仕立てのバリエーションだ。
ベントレーの現行ラインナップは4ドア・サルーンの『ミュルザンヌ』、このミュルザンヌの弟分にあたる同じく4ドア・サルーンの『フライングスパー』、2ドア・クーペの『コンチネンタルGT』という3モデルで構成されている。
2012年にフルモデルチェンジして2代目となった日産の『ノート』は、昨年10月にマイナーチェンジを受けてさらに魅力を増した。
『ヴェルファイア』に設定されるエアロ仕様は、なかなかアグレッシブ。正面視でいやが上でも目がいくバンパー部左右のメッキの縁取り。オーナーなら、この外観を頭に描きながら同車を走らせることは至福だろう。
往年の『アルトワークス』の再来かと思いきや、どうやら作り手側の狙いはちょっと違ったらしく、意識したのは刺激的なインパクトよりも、あくまで上質なドライブフィールだったようだ。
8年ぶりにモデルチェンした『トライトン』、先代の個性的なエクステリアはだいぶ抑えが効いて、良くも悪しくも普通になった。世界約150か国で126万台を販売した実績を持ってモデルチェンジするとなれば、順当といえるのではないかと思う。
ついに第4世代の『ロードスター』がベールを脱いだ。目の前に現れたND型ロードスターは先代より筋肉質で、凛々しいデザインだった。
『CX-3』は「SKYACTIV-D 1.5」、つまりクリーンディーゼルのみで勝負するクロスオーバーモデルだ。
正直に言おう。雪は苦手だ。雪道と聞いただけで脳内ハザードが鳴り響き、ありとあらゆる防御策を講じたくなる。今回の雪道も、途中でなにがあってもいいように、非常食はもちろん、マイナス27度まで対応する寝袋をトランクに積んだほどだ。