キャデラックSUVの末っ子『XT4』がようやく日本上陸した。アメリカでは随分前からラインアップに加わっていたので、「ようやく」という気がする。もちろん、この間コロナウィルスの影響があったのは確か。北米のGM工場は一時生産ラインを止めていたようだ。
ガソリンエンジンの「35 TSFI」に試乗した時もアウディ『A4』の優れた制御やその上質なメカニズムは堪能できた。それは新たに追加された「35 TDI」でも変わることはなかったのである。
キャデラックの注目すべきニューモデルが同時に日本上陸をはたした。エントリーSUV『XT4』とミドルセダン『CT5』、2台の最新キャデラックに岡本幸一郎が試乗。
『MX-30 EV』は、マツダ初の量産EV。これまで『デミオEV』など地道な開発を継続していたことが、ようやく市販車に活かされたわけだ。
それにしても新しい『Sクラス』は見た目とは裏腹にずいぶんと新しくなった。見た目はというと、一瞬で過ぎ去ったクルマを見て新型か旧型か聞かれてもすぐには返答に困るかもしれない。
マツダ『MX-30 EVモデル』ベースの自操車は、非常によく考えられている。アクセルリングと手動ブレーキの欧州方式で、走行中は両手でステアリングホイールが握れるだけでなく、フットブレーキを踏みながら始動させれば、通常のクルマとしても運転が可能になる。
2、3、5、7、9と揃うアウディのSUVラインの“Qモデル”のうち、まさに中核に位置づけられるのが『Q5』。現行型は2017年に登場した第2世代だが、今回の試乗車は先頃改良が入ったモデルチェンジ版だ。
テスラのミッドサイズセダン『モデル3』での2900kmロングドライブ。前編は旅を支える航続性能と充電に関してリポートした。後編では動的な性能、快適性&ユーティリティ、運転支援システム&コネクティビティ等について述べていこうと思う。
ボルボは2019年から全モデルを電動化し、2019年から2021年の間に5台の電気自動車を発表するとアナウンスをしている。今回、そんな中で新しく追加設定された『S60 リチャージプラグインハイブリッド T6 AWD インスクリプション』を北陸方面の一般道で試乗してきた。
もともと『パサート』は、初代『ゴルフ』『シロッコ』とともに、ビートルの次世代を担う“風の車名シリーズ”の一員として登場。以来、今回のマイナーチェンジモデルで実に“8.5型”となる訳だから、息の長さで『ゴルフ』と肩を並べる。