今回試乗した「AMG GLC43クーペ 4MATIC」は、まさに『Cクラス』のプラットフォームを採用したクロスオーバー(≒オンロードからオフロードまでカバーする)SUV。
攻撃色に包まれた運転席である。赤。それも遠慮なく大胆な広さに赤が使われている。硬く無機質すら感じさせる色合が、攻撃的な気持ちに少し火をつける。運転席に座った瞬間から、日常のスポーツは始まっているのだ。
ドイツ勢の強い日本市場において、その他の輸入車ブランドは、あえて選ばれる“何か”を持っていないと、なかなか目を向けてもらえないように思うのだが、アルファ ロメオ初のSUVとなるステルヴィオは、まさしくそれを持っていた。
ブランド名を聞いて心がときめくケースは少なくないが、アルファロメオの場合は甘美な気持ちが込み上げてくる。内外の数ある自動車メーカーのなかでも、それほどロマンティックな存在は他にない、と思う。
フォルクスワーゲンが『ポロ』と『up!』にホットバージョンの「GTI」を設定した。これに『ゴルフGTI』を加えると、「ルポGTI」が販売されていた2005年以来、実に13年ぶりに3台のGTIが同時に揃ったことになる。
ボルボの大ヒットモデルである『XC60』にディーゼルエンジンを搭載、フルタイム4WDの駆動方式を採用する「XC60 D4 AWD」が登場した。
ジャガーのコンパクトSUVである。迫力あるフロントグリルで構成された強面の顔つきに、1900mmもある横幅だと、どこがコンパクトなんだと言いたくなるけれど、たしかに全長の4410mmは、駐車場に入れたときに「あれ?」というくらいあっけない。
新開発のCMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)をベースに生まれたボルボ初のコンパクトSUV。販売の現場で相当な人気らしく、“スマボ”なる、『XC40』の納車まで別の新車に乗れるキャンペーンが打ち出されたほど。
ループを抜けて高速本線に合流。6000rpmまで引っ張って4速に。軽く首のあたりを後ろに引っ張られる感触を残して再び加速に入る。車速はあっという間に上限いっぱい。いやいや、こいつは中々痛快な加速感を持つ。クルマは『up!GTI』だ。
『MINI(ミニ)』の核となる3/5ドアモデル及びコンバーチブルに7速DCTが採用された。同じ7速DCTは実はすでにBMW『X1』にも採用されている。