2023年上期に掲載されたレスポンス試乗記をランキング形式で紹介します。試乗記では、乗ることでしか味わえない注目のクルマの魅力や気になるポイントをお伝えしています。最も注目されたのは新型『DS 4』。すべてが独特な、非常に興味深い1台です。
人もクルマも見た目が9割。特に小さいものへの庇護欲のまざった所有欲をかきたてる可愛さはぐっとくる。
クロスオーバーと呼ばれるクーペ風SUV的スタイリングとなって、全車ハイブリッドの電動4WDという鎧を着た新しい『クラウン』に、じっくりと試乗してみた。
『スカイライン』をこよなく愛する人に向けた、初めて「GT」を名乗ったS54への敬意と、NISMOデザインの融合を図るとともに、GTとしてのハンドリングの懐の深さと、高速動力性能を追求したという、『スカイラインNISMO』が登場した。
訊けば開発当初は“『アルファード』統一”で進められたのだそう。が、豊田章男・現会長から「『ヴェルファイア』も大事にしたほうがいいのでは」の意見があり存続の方向に。そこから新たなコンセプトのもと、新型ヴェルファイアの開発がスタートした。
通常、新型車の試乗会ではドライバーとして取材時間の大半を費やす。しかし今回の2車ではレスポンス編集部協力のもと、2列目シートでの乗り比べを主体に取材を行った。
30系ベースの初代『プリウスPHV』は26.4km。50系ベースの2代目は68.2km。プラグインハイブリッド=PHEV版プリウスのBEV走行可能距離は、世代交代とともに大きく伸長してきた。
やっとe-Powerの日産『セレナ』に試乗することができた。今回のモデルは新たに設定された最上級モデル、「LUXION(ルキシオン)」である。
◆「マイルドハイブリッド」と「フルハイブリッド」の違い
◆乗り心地はフルハイブリッドに軍配、だけどACCは…
◆マイルドハイブリッドの方がコスパは上?
開発責任者の藤井康輔CPSによれば「従来のeKクロススペースは、ともすればeKスペースの“カスタム版”と受け止められていた」という。そこでガツン!と(とは藤井CPSは仰ってはいないが)名門デリカの名を与え、SUVらしさをより強調して登場したのがこの『デリカミニ』だ。