トヨタ自動車(Toyota)の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは4月10日、2019年第1四半期(1~3月)の欧州市場におけるトヨタブランドのハイブリッド車の販売結果を発表した。総販売台数は、新記録となる13万0300台。前年同期比は15.2%増と2桁増を維持する。
トヨタは、ミドルクラスSUV『RAV4』をフルモデルチェンジし、3年ぶりに国内市場に復活させた。
新型『RAV4』にはもちろんハイブリッド車が設定されている。FF(2WD)のほか、モーターで後輪を駆動するE-Four(電気式4輪駆動)も用意するのが特徴だ。
4月10日、新型 トヨタ RAV4がデビューを果たした。開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle With 4Wheel Drive」で、「SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD」の意味になる。都会でもアウトドアでも楽しめる、新感覚のクロスオーバーSUVだ。
トヨタ自動車がハイブリッド車(HV)などで培った車両電動化技術のオープン戦略に踏み出した。モーターやPCU(パワーコントロールユニット)、システム制御など電動化分野で保有する特許約2万3740件を2030年まで無償提供する。
トヨタ自動車は4月8日、東京本社で電動化技術の無償提供についての説明会を改めて開催した。そのなかで強調したのはトヨタがモーターなどを販売もするシステムサプライヤーになるということだ。
経済産業省は4月8日、電動車の普及と社会的活用を促進するため、官民・企業間の協業を促す「電動車活用社会推進協議会」を新設すると発表した。
トヨタ自動車の寺師茂樹副社長は4月8日、東京本社で車両電動化技術特許の無償提供や技術サポートについて報道関係者の共同取材に応じ、外部からのオファーについて「多分5年分くらいの仕事が来ている」と述べた。
ZFは4月4日、新開発の8速ATに対して、BMWグループから20億ユーロ(約2500億円)分の受注を獲得した、と発表した。主にハイブリッド車など、電動パワートレイン車向けとなる。
フォードモーター(Ford Motor)は4月2日、新型の電動パワートレイン車16モデルを欧州で発表した。