視覚障害の男性を誘導中、トラックとの衝突事故で死亡した盲導犬の価値を巡り、争われてきた民事訴訟の判決が5日、名古屋地裁で開かれた。裁判所は盲導犬の社会的価値や特殊技能を認め、育成費用と使用期間から算定した294万円の支払いを被告に命じた。
昨年8月、和歌山県かつらぎ町内の国道371号で、制限速度を大幅に超える188km/hでバイクを走行させたとして、和歌山県警は4日、紀の川市内に在住する42歳の男を道路交通法違反(速度超過など)容疑で逮捕した。動画サイトの映像で違反を確認したという。
4日夕方、栃木県那須塩原市内のコンビニエンスストア駐車場で軽乗用車が暴走。店の入口付近のガラスを突き破り、店内に突入する事故が起きた。客や従業員は離れていた場所にいたためケガはなかった。警察は45歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
3日夜、滋賀県大津市内の国道1号でバイクが転倒。このバイクを運転していた75歳の男性がクルマにひき逃げされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察では複数台の車両が関係している疑いもあるとして、通行車両の割り出しを進めている。
昨年9月、福岡県田川市内で2人乗りの原付バイクへ故意に追突を繰り返して転倒事故を誘発。バイクに乗っていた16歳の少年2人に重傷を負わせたとして、別の傷害罪などで起訴されている28歳の男を殺人未遂容疑て再逮捕した。容疑を大筋で認めているという。
3日夕方、長崎県長崎市内の県道を走行していた介護施設所有の送迎用ワゴン車が対向車線側に逸脱。道路右側のフェンスを突き破って約1.5m下の駐車場に転落。さらに暴走を続け、薬局に突っ込む事故が起きた。運転していた男性は疾病原因で死亡したようだ。
3日午後、三重県いなべ市内の国道306号で、自転車で道路を横断しようとしていた小学6年生の男児が対向してきた大型トラックにはねられる事故が起きた。男児は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。
3日午前、青森県八戸市内の県道を走行していた大型トラックの後輪タイヤ2本(ダブルタイヤ構造)が脱落。うち1本が車両2台に衝突、もう1本も道路沿いの中古車店に飛び込む事故が起きた。この事故でタイヤが衝突したクルマに乗っていた1人が負傷している。
3日朝、群馬県安中市内の県道で、信号待ちをしていた車列に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で4人が重軽傷を負った。警察は追突車を運転していた30歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
2008年10月、大阪府大阪市北区内の国道176号で横断中の男性をはね、その後約3kmに渡ってひきずって死亡させたとして、殺人や自動車運転過失傷害などの罪に問われた24歳の男に対する初公判が2日、大阪地裁で開かれた。被告は殺意については否認している。