逆走事故を起こした運転者、逆走を自覚

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23日夜、三重県伊勢市内の伊勢自動車道下り線を逆走した軽乗用車と、順走してきた乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の2人が死傷。逆走車の運転者も重傷を負っている。

三重県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午後7時10分ごろ。伊勢市藤里町(N34.27.30.8/E136.41.48.8)付近の伊勢自動車道下り線で、第1車線を逆走してきた軽乗用車と、順走していた乗用車が正面衝突した。

双方のクルマは大破。順走車の後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる71歳の女性が全身を強打してまもなく死亡。運転していた鳥羽市内に在住する69歳の男性は胸部や足を骨折する重傷を負った。逆走車を運転していた岐阜県御嵩町内に在住する28歳の男性も足を骨折するなどの重傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の直線区間で、伊勢西インターチェンジから約800mの地点。逆走車を運転していた男性は救急隊員に対して「自分が逆走した」などと話していたようだ。警察では男性の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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