関門道を逆走、5台の多重衝突に

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22日早朝、山口県下関市内の関門自動車道上り線で、逆走してきた乗用車と、順走してきた大型トラック(タンクローリー車)が正面衝突。順走側の車両3台がトラックに追突する事故が起きた。この事故で逆走車の運転者が死亡している。

山口県警・高速隊によると、事故が起きたのは22日の午前6時35分ごろ。下関市椋野町2丁目(N33.58.13.8/E130.57.11.9)付近の関門自動車道上り線で、第1車線を逆走してきた乗用車と、順走してきた大型タンクローリーが正面衝突。さらに後続の乗用車など3台が次々に追突し、車両5台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で逆走してきた乗用車が大破。運転していた山口市内に在住する52歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打でまもなく死亡。タンクローリーを運転していた福岡県北九州市小倉南区内に在住する41歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側3車線の直線区間。逆走車は300mほど離れた下関インターチェンジから入り、九州方面へ逆走を開始したとみられている。

《石田真一》

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