昨年12月、高松市内の県道で大型トラックが乗用車に追突するという事故を起こし、このクルマに乗っていた4人を死亡させたことで業務上過失致死罪に問われていた運転手の論告求刑公判が高松地裁で8日に開かれた。検察側は懲役5年の実刑判決を求めている。
7日未明、秋田県大館市内の国道103号線で、雪でスリップした大型トラックが横転し、そのままガードレールに衝突し、上下線をふさぐ形となった。復旧作業をしようとする警察に対し、トラック運転手が「積荷がダメになる」と抗議。現場は10時間も不通になった。
北海道警は7日、出会い頭で衝突する事故を起こしながら、けが人を放置して現場からそのまま逃走したとして、24歳の男を道路交通法違反(ひき逃げ)と業務上過失傷害の疑いで逮捕したことを明らかにした。
国土交通省は8日、今年6月に施行される自動車運転代行法の規則について、同省所管分の試案を公表した。自動車運転代行業者に損害賠償保険への加入を義務づけるほか、代行料金などをあらかじめ書面で顧客に説明するよう求めている。
先月21日、兵庫県警の運転免許課が道路交通法の解釈を誤り、本来は免許を再取得する資格の無い90人に交付していたというミスを認めたが、その後の調査でこのうち29人が交付後に再び何らかの違反を犯していたことが明らかになった。
兵庫県警は7日、神戸市西区で起きた大学院生殺人事件で、事件の発端となった駐車トラブルは、暴行を加えた暴力団員の所属する山口組系末原組の組長が関与した疑いがあることを明らかにした。すでに逮捕状を請求しており、8日にも逮捕する方針。
兵庫県警は8日、駐車トラブルを巡って大学院生が暴行を受けて殺害された事件で、神戸西署員が暴力団関係者の犯行と知りながら、内規で定められている県警本部の暴力団対策課への連絡を怠っていたことを正式に認めた。
危険運転致傷罪としては全国で初めて起訴された事件の論告求刑公判が6日、宇都宮地裁真岡支部であり、飲酒運転で2人に軽傷を負わせたドライバーに対して検察側は「危険きわまりない行動だった」として、懲役1年4カ月を求刑した。
6日深夜、東京都あきる野市の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設現場で、掘削作業で出た土砂を積載した10トン積みのダンプカーが、作業用の仮設桟橋を曲がりきれず、8.3メートル下に転落するという事故が起きた。運転手1人が腰の骨を折り、重体。
駐車を巡るトラブルで暴力団員とトラブルを起こし、110番通報を行ったものの、警察の対応のミスなどが重なり、通報者の大学院生が拉致・監禁された後、殺害された事件で、現場から一番近くにある交番の警察官が当時仮眠していたことが明らかになった。