放火の原因は追突事故の賠償請求のもつれ? 23歳会社員を逮捕

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愛知県警は4日、交通事故のトラブルを逆恨みして、相手方の家に放火をしたとして、刈谷市在住の23歳会社員を放火の疑いで逮捕したことを明らかにした。

放火が起きたのは4日の午前4時ごろで、碧南市の29歳会社員宅の雨どいや、庭先の水道ホースが焼けるという火災があった。出火当時、家にはこの会社員など5人が就寝していたが、火事に気がついた家族が放水するなどして、間もなく鎮火した。

消防や警察が火元付近を調べたところ、駐車場に置いてあったクルマの付近から灯油を検出したほか、不審な男を見たという家族の証言があり、放火されるようなトラブルがないか心当たりを聞いたところ、数日前に交通事故でトラブルになっていた男の存在が浮上。この男に任意で事情を聴取したところ、犯行を認めたため逮捕した。

この男と会社員の間には、追突事故を原因とするトラブルがあり、会社員から賠償請求をされていたという。警察の取調べで逮捕された男は「追突事故の責任は急ブレーキを踏んだ会社員にあるのに、一方的にこちらが悪いことにされた」と警察への不信感を露にしており、警察では放火の発端となったこの事故についても詳しく調べる方針だという。

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《石田真一》

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