名実ともに新年度入りとあって買い先行で始まったが、利益確定の売りが優勢となり全体相場は大幅反落。自動車株は全面安となった。日銀の企業短期経済観測調査(日銀短観)は四半期ぶりにマイナスとなったが、予想の範囲内で特に材料視されなかった。
米国株高、円安を好感し、全体相場は続伸。もっとも、週末控えとあって上げ幅は小幅にとどまった。円相場は1ドル=118円台に軟化したが、自動車株は高安まちまち。
オートバックスセブンは、ロンドン証券取引所の上場廃止を完了したと発表した。
米国株安、円高を嫌気し続落して始まったが、アジア株式の堅調から買戻しが入り、全体相場は3日ぶりに反発。自動車株は総じてしっかり。
日清紡は、機動的な資本政策を遂行するため、自己株式を取得すると発表した。取得する自己株式は、普通株式300万株を上限に取得する。発行済株式総数に対する割合1.49%。取得総額は上限50億円。取得する期間は4月2日から4月27日まで。
日清紡は、2008年3月期の年間配当金を1株につき15円とすると発表した。同社は2007年3月期の年間配当金は、普通配当は10円に、創立100周年記念配当として5円を上乗せ、年間配当を15円とした。
ブリヂストンは、ストックオプション(新株予約権)の割当を決定したと発表。
米国株安、円高を嫌気し、全体相場は続落。円相場が1ドル=117円台に上昇したことから輸出関連株が軟調となり、自動車株は全面安となった。
前日発表された2月の新築住宅販売件数が予想を下回り、米国景気の先行き不透明感が浮上。買い手不在の中で利益確定売りが優勢となり、全体相場は6日ぶりに反落した。
米国株が先週末にかけ5日続伸となったことで安心感が強まり、全体相場は5日続伸。円相場は1ドル=118円台で推移したが、自動車株は利益確定の売りが優り、さえない動きとなった。