好業績株を中心に買いが入り、全体相場は反発。輸出関連株見送りムードが強かったが、自動車株は総じてしっかりした展開となった。トヨタ自動車は続落。先行きに対する警戒感が売りを誘った。
トヨタ自動車は、同社の取締役や従業員に対してストックオプションとして新株予約権を無償で発行すると発表した。
ミネベアは、2007年3月期の配当金を増配すると発表した。同社は前回の配当予想を1株当たり7円としていたが、10円に増配する。
日産自動車は、ストックオプションとして発行する新株予約権の行使価格を1株当たり1333円に設定すると発表した。
輸出関連株を中心に利益確定売りが出て、全体相場は3日ぶりに反落。もっとも日本市場の出遅れ感から海外投資家の買いが入り、平均株価の下げ幅は13円足らず。自動車株は全面安となった。
先週末にかけて米国株が4日連続で最高値を更新したことを好感し、全体相場は続伸。円安を背景に輸出関連株が買われ、自動車株は大手3社を中心に堅調な展開となった。
日産自動車は、自己株式1900万株を上限に買い付けると発表した。自己株式の買い付けは、企業環境の変化に対応した機動的な経営を行うためとしている。
米国株高を好感し、全体相場は反発。アジア株高、出遅れ感による海外投資家の買いに対する期待感、好決算の発表など支援材料が相次ぎ、自動車株は全面高となった。
日産自動車は、2007年3月期の期末の配当を1株当たり17円に増配すると発表した。
模様眺め気分が強い中、海外投資家を中心とした利益確定売りが出て全体相場は続落。