経営危機に陥っているイタリアのフィアット社は、経営悪化の元凶となっている自動車部門を再建するため、新たな資本注入が必要との声明を発表した。資本提携しているGM(ゼネラルモーターズ)や債権銀行団に要請する見通しである。
ヤナセは、7月22日から8月31日まで、恒例の「ヤナセ夏季軽井沢サービスステーション」を開設すると発表した。ステーションは、ヤナセ取扱いの車両を対象にした整備工場として1962年以降、毎年開設しており、今年で42回目となる。
トヨタ自動車が中国生産を拡充するため、ホンダの合弁パートナーである広州汽車(広東省)と合弁交渉していることが明らかになった。トヨタは上海汽車と並ぶ最大手メーカーの第一汽車と包括提携しているが、広大な中国で市場開拓には複数メーカーとの提携が不可避と判断、広州にも生産拠点を築くことになった。
トヨタはここ数年多数のニューモデルを投入しているが売れ行き不振で生産中止に追い込まれそうな車種を多数抱えている。乗用車系モデルでいえば『ウィンダム』、『ブレビス』、『プログレ』、『ヴェロッサ』、『アルテッツア』、『ナディア』、『ビスタ』、『カムリ』、『MR-S』、『セリカ』など。
トヨタ自動車では、アメリカで若者向けブランドとして新たに立ち上げた「サイオン」を6月9日から大々的に売り出した。しかし、初年度はカリフォルニアを中心とした西部のみでの販売となるため、全国的な注目度はイマイチだ。
夏休みのドライブ企画を早くも検討中ですか? 安全対策は、念には念を入れて。しかし避けられない事故というのはあるものです。自動車保険はどうしてますか? 普段の保険料が高くてねえ……と、お思いでしたら、ぜひこれを機会に見直しましょう。保険購入もさまざまな会社を比較検討することが肝要ですが、これがネット上で手軽にできるのです。
ホンダは1日、『NSX』『インサイト』『S2000』といった少量生産モデルの組み立てを、栃木製作所高根沢工場から鈴鹿製作所に移管する、と発表した(既報)。高根沢工場は、栃木研究所の1施設として活用することになり、同工場での量産車の生産は、2004年夏をめどに終了する。
イギリスの公正取引委員会(Office of Fair Trading)は、新車を購入した際に受けられる保証をめぐる「不正」行為について大規模な調査を実施する。保証の契約書には、「系列の修理工場以外で修理を行った場合は、保証は失効する」との条文が加えられていることがあるからだという。
日産自動車は2日、6月の米国新車販売が前年同月比21.5%増の6万8799台となったことを明らかにした。主力セダン『アルティマ』のほか、新投入したSUVなどが好調に推移した。5月までは不振が続いてだけに、ようやく“点火”した形だ。
ホンダは、創業者の故・本田宗一郎氏の長男でエンジン製造会社無限の社長の本田博俊氏が脱税の容疑で逮捕されたため、対策を練るための「特別本部」を1日付けで設置した。