英公正取引委員会が、自動車の保証に伴う不正を調査

自動車 ビジネス 企業動向

イギリスの公正取引委員会(Office of Fair Trading)は、新車を購入した際に受けられる保証をめぐる「不正」行為について大規模な調査を実施する。

調査実施の理由は、消費者が新車を購入した際には、通常2年間の品質保証期間が与えられるが、多くのディーラーでは3年間の長期保証を勧めることが多い。しかし、この長期保証の契約書には、「系列の修理工場以外で修理を行った場合は、保証は失効する」との条文が加えられていることがあり、これがユーザーに不利益をもたらしているからだという。

また、メーカーやディーラーによって指定されない修理工場が、市場から閉め出されていることによって、業者間の公正な競争も妨げられていることもある。同委員会の推計では、家電製品における同種の商慣行を告発した実績がある。

《》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集