豊田通商が発表した2009年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比10.2%減の6兆2869億円、営業利益が同30.9%減の910億円と減収減益となった。
豊田通商は、高橋克紀副社長が代表権を持つ会長に、大重幸二専務が代表権を持つ副社長に就任する人事を内定した。6月24日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。
トヨタ車体が発表した2009年3月期連結決算は、当期損益が10億円の赤字となった。前年同期は113億円の黒字だった。
トヨタ紡織が発表した2009年3月期連結決算は、当期損益が50億円の赤字となった。前年同期は407億円の黒字で大幅に収益が悪化した。
豊田合成が発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比69.6%減の158億円と大幅減益となった。
関東自動車工業が発表した2009年3月期の連結決算は売上高が前年同期比22.1%減の6229億円、営業利益が同86.9%減の21億円と減収減益となった。
ホンダの近藤広一副社長は28日の決算発表で、4輪車の世界レベルでの在庫調整について「6 - 7月には適正化したい」との方針を示した。
パイオニアは、中期経営計画で、カーエレクトロニクス事業戦略を策定した。カーエレクトロニクス事業の営業収入は、2010年3月期には減収となる見通しだが、2012年3月期には営業収入3110億円、営業利益150億円を計画している。
パイオニアは、中期経営計画で財務体質を強化する一環としてホンダを割り当て先とする新株を発行する。パイオニアは2010年3月期に470億円の構造改革費用を見込むことなどから、キャッシュ創出と自己資本増強が必要で、現在、財務体質の改善を進めている。
東洋ゴム工業は、2009年3月期の通期連結業績見通しの修正を発表した。売上高は従来予想よりも40億円マイナスの3280億円とほぼ前回予想通り。