「今、私達が出来る事!!」。東日本大震災後、テレビのCMなどで耳にタコができるほど聞かされている言葉だが、そのフレーズがホンダの埼玉製作所内で、再稼働したばかりの組み立てライン横の電光掲示板にも流れていた。
東京電力は16日、福島第一原子力発電所の1号機、3号機、4号機を上空から撮影した動画を公開している。
日本自動車工業会の志賀俊之会長は18日、福島原発事故に関して「会員各社の製造拠点や車両の積出港の大気は健康に影響のないレベルであり、日本製自動車の放射線量を測定した結果、お客様に安心してご使用頂けるものと確信している」との声明を発表した。
ソニーは、オリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池の蓄電モジュールを量産開始し、4月下旬から出荷を開始する。2010年6月にサンプル出荷を開始した後、実証実験を経て量産出荷に結び付いた。
川崎重工業は、韓国の釜山鼎冠エナジー向けに発電容量20MWの蒸気タービン発電設備を神戸工場から出荷した。
出光興産は、子会社の出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人の出光ペトロリアムノルゲ(IPN)を通じてノルウェー政府が2010年11月に実施した21次公開鉱区入札のうち、4鉱区の権益を取得した。
JR東日本は、東日本大震災で運転を見合わせていた東北新幹線の全線を4月中に再開する予定を発表した。
ダイムラーグループが提供する東日本大震災の災害支援車両50台の引渡し式が21日、三菱ふそう喜連川研究所(栃木県さくら市)で行われる。ダイムラーAGと三菱ふそうのトラックや多目的作業車50台、総額4億8000万円が支援活動を行う日本財団に提供される。
ホンダ栃木製作所は東日本大震災で甚大な被害を受けた。「特に研究所と購買部門が激しく、建屋にも被害が出た」と片山行執行役員は話す。
ホンダは18日、埼玉製作所を報道陣に公開した。同製作所長の片山行執行役員は「稼働率が5割となっているが、各ラインの勤務シフトは変えていない」と述べた。