パイオニア中間期決算---当期損益が黒字に

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パイオニアが発表した2010年9月中間期の連結決算は、営業利益が66億6900万円と黒字に転換した。前年同期は227億円の赤字だった。

売上高は前年同期比11.3%増の2266億8100万円と増収となった。前期に撤退したプラズマディスプレイの売上減や為替換算のマイナス影響があったものの、ブルーレイディスクドライブ関連製品の売上が伸びたほか、カーエレクトロニクス製品の売上がOEMを中心に増加した。

損益では、構造改革による原価率の大幅な改善、売上げ増などの効果で経常利益は54億5400万円と黒字だった。前年同期は408億円の赤字だった当期純利益は旧本社売却による固定資産売却益の計上もあって76億5400万円となった。

通期業績見通しは売上高が同4.8%増の4600億円、営業利益が170億円、経常利益が125億円、当期純利益が110億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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