川島織物セルコン中間期決算…内装事業売却で赤字幅が改善

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川島織物セルコンが発表した2010年9月中間期の連結決算は、営業損益が1億3600万円の赤字となった。前年同期の14億5600万円の赤字と比べて赤字幅は縮小した。

売上高は7月1日付で自動車・列車・航空機の内装材事業の事業をトヨタ紡織に譲渡し、同事業の売上高が連結対象から外れた影響などから、前年同期比14.3%減の222億4900万円と減収となった。

損益は、損益については、原価低減や在庫圧縮、経費削減などの合理化効果に加え、赤字基調が続いていた自動車・列車・航空機内装材事業の売却で大幅に改善した。経常損益は4億2100万円と前年同期より約12億円改善した。当期損益は、関係会社株式売却損を計上、14億9600万円の赤字となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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