日野自動車は、小型トラックの生産停止を3月31日まで延期すると発表した。
スズキの湖西工場が31日に操業する。またトヨタ自動車は29日、一部の部品生産の復旧に相当程度の期間が必要になる可能性を指摘、車種によっては生産再開が大幅に遅れるとの見通しを発表した。
東日本大震災では部品メーカーや関連企業、販売店も被災した。29日の操業再開・停止・見通しの動向は以下の通り。
横浜ゴムは、同社が輸入・販売するコンチネンタル社製のコンチネンタルブランドとバルムブランドの市販向け乗用車、SUV、バン用タイヤの出荷価格を5月1日から値上げすると発表した。
トヨタ自動車は29日、同社の企業サイト(日本語)を全面的にリニューアルして公開した。また同日、『Twitter』に「トヨタ広報公式アカウント」も開設。4月以降には、『Facebook』を活用した情報配信も開始予定としている。
トヨタ自動車の豊田章男社長は、3月27日に東日本大震災の宮城県に入りして被害状況を見て回った後、29日に「これからも東北の地でモノづくりをやっていこう」とのコメントを発表、深刻な被害を受けた東北地方での生産継続を表明した。
野村総合研究所は、震災発生後1週間強が経過した3月19日から20日にかけて、震災関連の情報を入手するに当たって、どのようなメディア(情報源)を重視したか調べるため「東北地方太平洋沖地震に伴うメディア接触動向に関する調査」を実施した。
ネットレイティングスは、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」から、東日本大震災が発生した週の週間データをまとめまた。
エクソンモービル・ジャパングループは、燃料不足が深刻な東北地方にあるグループ給油所ネットワークへの燃料油供給量が震災前の140%を上回るレベルに増やしたと発表した。
コスモ石油は、東日本大震災で火災が発生し3月21日に鎮火した千葉製油所で海上からの出荷を一部で再開したと発表した。