9月10日、レッドブル・エアレースの最終大会となる、「RED BULL AIR RACE CHIBA 2019」で優勝した室屋義秀が記者会見を行った。戦いを終えた室屋は晴れやかな表情で登場、いつも通りの冷静な目線から自身のこれまでの戦いを振り返った。
デアゴスティーニ・ジャパンは、JAL創設から現在までの人気機体が1/400統一スケールのダイキャスト製モデルで揃う、隔週刊『JAL旅客機コレクション』を9月10日より発売する。
次世代ドローンを開発するエアロネクストは、世界各国のスタートアップや最先端のIT企業が集結し、イノベーションに特化したIFA2019 の特設エリア「IFA NEXT」に初出展。同社が特許を取得した重心制御技術「4D GRAVITY」を採用する原理試作「Next VR」を披露した。
次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」が世界的に注目されているが、日本でも政府自らが実現へ向けたロードマップを策定するなど現実性を帯びてきている。そんな中、日本発の「空飛ぶクルマ」で注目の「SkyDrive」がIFA 2019へ出展。世界に向けたアピールに乗り出した。
最後のレッドブル・エアレースは、まさに室屋義秀がいう「これまでにないドラマチックな展開」だった。台風接近という想定外の舞台で、敗者復活からの千葉大会優勝を果たした室屋や、総合ポイント1点差で年間総合初優勝を果たしたマット・ホールらが、ゲームを振り返った。
室屋義秀は5位で通過したレッドブル・エアレース千葉大会予選の7日、その室屋の出番の直前、ベン・マーフィー(イギリス)がパイロンをカットし飛行中止(SCO、SAFETY CLIMB OUT)に。このとき、観客が注目したのが、このパイロンの修復だ。
「すべてはオペレーションマニュアルどおり。レースが完全に終わった段階が正式な結果。きょうはこの予選が正式に認められたレース。あす決勝のラウンドオブ14が行われれば、それが結果になる。どんなことがあってもすべてマニュアルに従い、選手たちにポイントがつく」
エアレース千葉大会予選、室屋義秀の直前、ベン・マーフィー(イギリス)がパイロンをカットし飛行中止(SCO、SAFETY CLIMB OUT)。当日朝、木更津駐屯地のハンガー(機体格納庫)で「準備はできている。あとはやるだけ。トップを狙いたい」と話した室屋。
台風接近中のニッポン列島。刻々と変わる空もようを目視とデジタル気象情報をみながら、エアレースのあらゆる機関を管制するコントロールタワーに入ると、厳しいまなざしで海上を見つめる男たちの姿。
ことしで最後のレッドブル・エアレース。室屋が「ドラマチックな天気」と例えたように、日本列島に台風が接近していることを考慮し、運営側はあす9月8日決勝のスケジュールを大幅に変更。およそ5時間、前倒しで実施することを決めた。