ホンダ『S2000』に6速ATモデルが追加されることが判明した。搭載ミッションの有力候補はドイツのトランスミッションメーカー、ZFの6速AT。
日本ではフォルクスワーゲンと分かれ、独自の活動をはじめたアウディジャパンだが、アウディの対日戦略の再構築はいまだに険しい道のりの真っ只中だ。
BMWブースは新型車ラッシュ。本国ではフェイスリフトを受けた『3シリーズ』および『5シリーズ』、2002年春に欧州市場導入予定の新型『7シリーズ』をはじめ、ニューモデルが勢ぞろい。またBMWが製造、商標権を持つ『ミニ・クーパーS』も披露された。
「What a Concept!」——なんとすごいコンセプトなんだ! が、今回のクライスラーのキャッチフレーズ。クライスラーといえば、ここ1年ほど、世界のモーターショーで革新的コンセプトカーを次々に披露し、話題を集めていた。
先進的な燃料電池車(FCEV)『HydroGen3』や最高速度300km/h級のスーパースポーツ『アストラ・クーペOPC X-Treme』、ミッドシップスポーツの『スピードスター』など、多くの参考出品車が並ぶオペルブースだが、オペル自身がもっとも強くアピールしたのは、『フログスター』という名のコンセプトカーだった。
オペルの大衆車、『アストラ』クーペをベースに、444PSのV8エンジンを搭載、ボディに補強に次ぐ補強を施し、最高速度300km/hオーバー、0-100km/h加速4秒というモンスターマシンに仕立てたモデルが、『アストラ・クーペOPC X-Treme』。
出品車両の大半が市販車と、ちょっと寂しいと予想されていたメルセデスベンツのブースだが、隠しダマはしっかりと存在していた。3.2リットルV6エンジンを搭載する『F400カービング』だ。
アルファ『156』人気で、今年の販売台数見込みが約8000台と、過去最高を更新する勢いのフィアット・アンド・アルファロメオ。VW『ゴルフ』の強力なライバルに成長しそうな『147』の投入で、来年は1万台を目指す。
2004年には日本で年販2万台を達成したい……。プジョーはモータショーの席上で“野望”を持っていると告白した。いまやボルボ、オペルをも打ち負かす存在で、小型モデルに限定すればVWに次ぐ地位を得ているだけに、その言葉にはそれなりの説得力はある。
フォルクスワーゲンのディビジョンのひとつとなったイギリスの高級車ブランド、ベントレーは元気だ。24日午前にロールスロイスと共同で行ったプレスブリーフィングのなかで、販売台数を今後5年で現在の年間1500台から同9000台へと大きく引き上げる計画をぶち上げたのだ。