2004年には日本で年販2万台を達成したい……。プジョーはモータショーの席上で“野望”を持っていると告白した。いまやボルボ、オペルをも打ち負かす存在で、小型モデルに限定すればVWに次ぐ地位を得ているだけに、その言葉にはそれなりの説得力はある。
フランス車がここまで広いユーザー層に受け入れられたのはもちろん初めてだ。人気モデルの『206』に加え、今年はVW『ゴルフ』と同クラスの『307』を発売。東京モーターショーにはさらに、近々発売を予定しているステーションワゴンモデルも参考出品している。純フランス調のモデルだが、展示台は青竹で飾られ、日本との調和を決意しているようにも見える。