【東京ショー2001速報】注意報!! アルファの“イタリア旋風”

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アルファ『156』人気で、今年の販売台数見込みが約8000台と、過去最高を更新する勢いのフィアット・アンド・アルファロメオ。VW『ゴルフ』の強力なライバルに成長しそうな『147』の投入で、来年は1万台を目指す。

日本法人、フィアットオートジャパンのエンニオ・チェッリ社長は「『145』の時代は、3ドアボディのマニュアル・トランスミッションしかなかったため、あまり売れなかった。しかし今度の147は最初から3ドアと5ドアをラインナップし、セレスピード(セミAT)を標準装備している。また2002年の春にはMTも出す。来年はフィアットと合わせて1万台を売りたい」と鼻息が荒い。

さらに、2002年夏に日本にも登場する3.2リットルV6のアルファ『156GTA』も展示。「1960年代、数年にわたってヨーロッパのレースを席巻したアルファロメオ『ジュリアスプリントGTA』の再来という位置付けです。『あなたが通勤に使っているクルマはチャンピオン』というジュリアのキャッチフレーズがそのまま当てはまるでしょう」(チェッリ氏)。

販売が始まったばかりのフィアット『プント』シリーズとの相乗効果で、日本市場にイタリア旋風をもたらすことができるか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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