日本車にしては珍しい、開発主査の思いの丈がしっかりと感じられる一台に仕上がったモデル。それが新しいダイハツ『コペン ローブ』だった。
スバルの代表的人気車種、『レガシィ ツーリングワゴン』が主要輸出国であるアメリカに合わせて開発された結果、大きくなり過ぎ、日本市場にマッチしたワゴンの必要性から誕生したのがこの『レヴォーグ』だ。
ドイツは近年、クーペ風の4ドアモデルが流行りのようだ。このBMW『428i グランクーペ』もそんな1台。さすがにリアの居住性は多少犠牲になるが、これでなくてはダメというクルマ選びができる1台である。
マニュアルベースのセミオートマチックの数が増えてきた。そこで、元祖ともいうべきフィアットのデュアロジックを改めて試してみた。シングルクラッチ・セミオートマチックはこうでなくちゃ、と、改めて思わされた。
生まれ変わったジープ『チェロキー』。日本市場には3種のモデルが導入されるが、そのうちV6エンジンを搭載した「リミテッド」というモデルは、最早プレミアムSUVの域に届く性能、質感、クオリティーを備えていた。
デザインとは往々にして主観が入るから、どれをもって良しとするかは人それぞれ。しかし、とりあえずヨーロッパでベストセラーということは万人に受け入れられたということ。それがこのルノー『キャプチャー』である。
『Aクラス』のプラットフォームをベースに、コンパクトSUVに仕立て上げた『GLAクラス』。FWDモデルも用意されるが、4WDの4MATICに乗ると、そのオフロード性能が一流であることが分かった。
その名も『ザ・ビートル・レーサー』。41年前の1973年に3500台が限定販売された『ビートルGSR』を現代に蘇らせたのがこのクルマだ。
うーん、ややこしい。先行するハイブリッドモデルに追加する形で投入された純粋ガソリンエンジン搭載の『スカイライン』。しかしそのエンジン、実は『メルセデス』から供給されるダウンサイズターボユニットである。
新しい、『スカイライン200GT-t』の発表会場には、過去12世代のスカイラインすべてが顔を揃えていた。これほど長い歴史を途絶えることなく紡いできた日本車も珍しい。