ダイハツ工業は11日、岩手大学工学部、大阪特殊合金と共同で、自動車用ボディーなどに採用されている高張力鋼板の新たな鋳造方法を開発したと発表した。プレス工程で発生する鋼板スクラップのリサイクル率向上につなげる。
ブリヂストンは11日、オートバイやスクーターなど、モーターサイクル(MC)用タイヤの専門販売会社「ブリヂストンモーターサイクルタイヤ」を設立すると発表した。2002年1月7日から営業を開始する。
横浜ゴムは、タイヤ用の新コンパウンド「合体ゴムII」を開発した。タイヤのポリマー(ゴム)内にこのコンパウンドを配合することにより、タイヤの寿命と操縦安定性を向上する。第1弾として、来年1月から『DNAマップ』シリーズの乗用車用タイヤを販売する。
自民党の税制調査会は、車検期間を残して廃車にした場合、自動車重量税を還付する制度の新設を決めた。自動車税などは月割り計算の還付制度があるが重量税にはなかった。
「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」は、アルコールが原因とされる火災事故に関連し、ホンダ『オデッセイ』など車両側に問題がなかったどうかの検討を始める。
「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」に参考人として呼ばれたガイアエナジー社の金濱道啓社長らは、委員会で「アルコール系燃料の公的規格を作るべきだ」と主張するとともに、ガソリンに比べ、唯一劣っていた窒素酸化物(NOx)を削減した新製品の開発を終えたことを明らかにした。