日産『エルグランド』が減速——。日本自動車販売協会連合会がまとめた8月の乗用車車名別販売ランキングで同モデルは前月の10位から14位へとランクを落とした。ライバルのトヨタ『アルファード』は8位とベストテン内に残った。
日産自動車は、マーチに新開発の4WDシステム「e-4WD」を搭載したモデルを追加して5日から発売した。電気モーターを内燃機関と併用した4WDで、燃費改善、室内スペースを確保した。東北・北海道地区など、降雪地域を中心に販売を促進する。
日本自動車販売協会連合会が5日発表した8月の乗用車車名別販売ランキングはホンダの『フィット』が1万7818台を販売し5カ月連続の首位となった。2位にはトヨタの『カローラ』がつけている。
2001年度のリコール対象台数が過去最高の329万台になった。件数は169件と、前年度より4%減ったが歴代2位の高水準。台数ベースでは、1997年度の259万台を大きく上回って歴代1位になった。
三菱自動車工業は4日、『ギャラン』『アスパイア』の仕様を一部変更し発売した。セダン不振が続くなか、月間販売計画を両モデル合わせて100台と少量にとどめながらも、モデルの継続に踏み切った。
トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱各社を中心とした新型スモールカー(エンジン排気量1.0−1.5リットル)攻勢は今秋の商戦の目玉になっているが、2003年以降の展開でもまだ多数の後釜が控えていることが編集部独自の調査で判明した。
警視庁は4日、交通トラブルが原因で都営バス運転手の顔面を殴ったとして、民主党所属の江東区議員(35歳)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したことを明らかにした。議員は容疑を認めているという。
高速道路の走行方法を巡るトラブルでケンカとなり、携帯電話のアンテナ部分で胸を突いたことが原因で相手を死亡させたとして、傷害致死罪に問われていた43歳の会社員に対し、山口地裁下関支部は「正当防衛が成立する」として無罪判決を言い渡した。