ホンダが24日発表した2002年度の実績は、国内・海外生産・輸出が前期を上回った半面、国内販売は、4期ぶりにマイナスとなった。軽自動車の販売減が響いた。01年度の国内販売実績では、大手5社中、ホンダだけが前期比プラスを確保したが、『フィット』以外の登録車の販売減と『ライフ』など軽の減少で、02年度はプラスを確保できなかった。
ランドローバージャパンは、ランドローバーのプレミアムコンパクト4×4『フリーランダー』の特別限定車「フリーランダーHSE」を5月10日から150台限定で発売すると発表した。ラグジュアリーな質感を追求したモデルで、価格は360万円。
ホンダは、軽自動車『バモス』の質感向上と装備の充実を図り、25日から発売する。今回の改良では、新デザインの12インチアルミホイールをLタイプに採用した。Lタイプとターボには、AF/FMチューナー付MD/CDプレーヤー(時計機能付)+フロント2ツィーター&2スピーカーを標準装備した。
ホンダは、軽商用車の『アクティ』シリーズで国土交通省の超-低排出ガス車認定を取得するなど、一部改良して25日から発売する。アクティトラックをベースに架装したアクティ特装車も同様の改良を加えて5月16日から発売する。
三菱自動車は24日、2003年3月期の連結決算見通しを発表した。今年1月に分社した三菱ふそうトラック・バスの業績が含まれ、かつ海外連結子会社は今年3月までの15カ月分を対象とする変則決算だが、不振の国内販売を海外でカバーし5年ぶりの増収を確保、純利益も過去最高となる。
ダイハツ工業は、中国の第一汽車グループとの共同生産を現在のライセンス供与から合弁事業に発展させる計画だ。山田隆哉社長が明らかにしたもので、新たな生産車種を立ち上げる際に新会社に移行させる方針。2年後には実現したい考えだ。
ヤマハ発動機は、4サイクル250ccエンジン搭載したヤマハレーシングカートのウィンフォース『M250WR-F』を25日から発売する。4サイクルミッションカートは世界でも初めて。年間100台の販売を目指す。
トヨタがムジェッロでテストを実施している間、少し離れたバイラーノ・サーキットではスイス出身の19歳の新テストドライバー、ニール・ジャニがF1マシンの初感触を味わった。
イタリア、ムジェッロで4日間テストをスタートさせたパナソニック・トヨタ・レーシング。初日となった火曜日にはオリビエ・パニスとテストドライバーのリカルド・ゾンタが参加し、スペインGPへの準備を行った。
スズキは24日、『Kei』とマツダ『ラピュタ』の前席シートに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年3−4月に生産された219台が対象。運転席及び助手席シートに組み込まれているヘッドレストブラケットとシートバックフレーム部の溶接強度が不足しており、追突などの衝撃を受けた場合、溶接部が破損して乗員に傷害を与えるおそれ。