消費者参加型デジタルマーケティングツールを備えた、消費者リクエスト受注生産ショッピングサイト「たのみこむ」では、ロータリーの名車マツダ『コスモスポーツ』の1/43ミニカーを商品化、予約を受け付けている。製造はルックスマート・ジャパン(メイクアップ社)。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日の業績見通しに関する記者会見で、2003年度の世界販売計画を前年度比9.7%増の304万台としたことを明らかにした(既報)。実現すれば日産としては、初の300万台乗せとなる。今年度は米国向けを中心に、世界で10の新型車を投入する計画。
消費者のリクエストの多い製品を商品化、販売するインターネットサイト「たのみこむ」では、商品を製造するメーカーや、メーカーからの商品提案も募集している。カーハウスキングダムがトヨタ『カローラ』AE11のエアロパーツを提案、受注がまとまれば生産するということで、「たのみこむ」では注文を募集している。
アメリカでは2005年または6年から『スマート』の販売が始まる予定だが、メルセデスベンツでは既存のディーラーではなくスマート専用の新しいディーラー網を構築し、販売にあてる予定だという。
フォードが発売を予告し、大きな反響を呼んでいた『サンダーバード』の「スポーツロードスター」バージョンが、発売時期を延期することになりそうだ。フォード筋の情報によると、おそらく生産が開始されるのは4、5年後のことになるという。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日の業績見通し発表の席上、今年夏にフルモデルチェンジして発売するミニバン『プレサージュ』を披露した。日産が今年度に投入する新モデルの第1号となる。諸元の詳細は明らかにしていないが、エンジンは現行モデル同様、2.5リットルと3.0リットルとなる見通し。全車が超-低排出ガス車となる。
中国本土を中心にSARSの感染拡大を伝える報道が連日のように紙面を賑わせているが、上海市は、21日開幕したばかりのモーターショーを予定より3日早く、24日で打ち切ることを決定した。主催者側は「出席者と客の健康と安全のため」と説明しているが、上海でも感染者が急増しているとの憶測も流れている。
日産自動車が23日発表した2003年3月期連結決算見通しは、国内外の販売好調により、純利益は前期比33.0%増の4950億円となった。01年3月期から3期連続の最高益更新。営業利益は50.7%増の7370億円となり売上高(6兆8500億円)に対する同利益率は10.8%と二桁に乗せた。
トヨタ自動車は、23日『カローラスパシオ』をマイナーチェンジし、発売した(既報)。フロントやリヤの外観を変更するとともに、車載情報サービス「G-BOOK」対応ナビをオプション設定した。G-BOOKの採用はWiLL『サイファ』に続いて2台目、専用端末でない、ナビの機能としての採用は初めて。
日産自動車は23日、2003年3月期の連結決算見通しと、中期経営計画「日産180」の進捗状況を発表した。営業利益、純利益が過去最高を更新するとともに、180で掲げた営業利益率目標と自動車事業実質有利子負債ゼロを達成した。カルロス・ゴーン社長は、全世界で100万台の販売拡大計画も「簡単ではないが、必ず達成できる自信を持っている」と強調した。